書くことないから音楽理論でもいかが?

 えーとなんだかわかりませんけど、音楽理論の話を始めます。またしても意味がない気もしますが、書くことないんだもの(笑)。

 多くの理論アレルギーを持つ人は、この「理論」という言葉に一瞥をくれては、興味ないといった様相でして、手持ちのウォークマンでオリコン・チャートに取り上げられているポップスにて耳を塞ぐようです。で、そんな人へのあてつけとして、少しづつ音楽理論を取り上げていこうということで、新カテゴリーを設置いたしました。はい。まったくもってひまですねわたしは。

 そんな私が音楽理論という言葉を目にした瞬間に思ったことは、「音楽に理論なんつうのがあんの? なら理論で音楽いっぱい作ってオカネモチになれるのね誰でも?」と。でも、実際に音楽には理論というベースになる基礎法則が存在します。その基礎法則の中においても、まさにこれぞ基礎と言われているのがコーダルの和声学(機能和声理論)。そんなわけで、一応そこまでを目指して、「調性」という部分からはじめてみます。そのあとに、旋律、そして和音・和声・そして機能、そんなことをご紹介していきます。取り敢えずもしご興味があるならばお読みくださいませ。

 これはおそらくお読みの方は誰でも、義務教育の音楽授業で一応ながらきっとやったことではあると重いますが、音楽には「なになに調」というものがあります(かなりもう調がないものっていうのもありますが、これスキップ)。たとえば「ハ長調」とか、聞いたことありますよね。ま、余談ながらこれ、僕は中学時代さっぱりなんだかわかりませんでしたねえ、なんでイロハニホヘトなのかと。音楽なんぞそれこそ全く面白くもなんともない、単なるサブ授業だとしか認識していませんでしたし、主要五教科以外に意味はないとすら思ってましたから。でも、この音楽理論には本当に魅力があります。それが少しでも伝われば、ということでエントリスタートなわけですが。あ、話が逸れました。戻りましょう。

 では、このお話のはじまりです。理論の基礎となるその「調性」なるものとは何なのか、から始めて参りましょう。手持ちに鍵盤があれぜひご用意いただいて。ピアノ教室に通わされて、でもさっぱり面白くもなかったあなたへ。そして、そんな自分へ。

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 ピアノの鍵盤を思い浮かべればわかりますが、一つのオクターヴ(これ、ギリシャ語のオクタ=8という数字の意味からきてるんですけど)に白鍵・黒鍵を合わせて12個あります。でも、普通のよく耳にする音楽はいつもこの12の鍵盤を叩いた音を使っているわけではありません。このうちの7つを使い、そして、その基礎となる組み合わせが決まっています。その選ばれた音の列を「音階」と呼ぶということになっています。音階(スケール)は基本的には区分けされているものを使うことが通例です。ポップスの世界ではね。

 いわゆるド(C)の音から12個の鍵盤を順番に叩いていくと、全部の音の幅(ディグリー、つまり音程を周波数でみた幅)が決まってます。「C→C#→D→D#→E→F→F#→G→G#→A→A♯→B」と、(ド)から始まって(シ)まで。これも一つのスケールで、半音音階というやつですが、これは多すぎるんで使いません。

 で、この12個から、少し間引いて7つを選んでスケールを形成させ、それでようやく、いわゆる{ドレミファソラシ(ド)}というところにたどり着きます。でも、このドレミ……からの8個をよく見ると、全部の音の幅が同じではないことがわかるでしょう。半音だったり、全音(半音二つ分)だったり。E(ミ)とF(ファ)は半音でくっついているし、B(シ)と次のオクターヴになるC(ド)も半音。でもほかは全音で並んでいるという、ピアノは不思議なつくりになってんですね。Cから順番に、全・全・半音・全・全・全・半音って並んでるのがわかりますね、鍵盤を見れば。で、このドレミ……っていうのは、別にC音からでなくても、どこからでも同じ響きを出すことができます。これが十二音平均律っていうのの特徴でもあるんですが。この十二音を用いて音楽を記述したのは、バッハが書いたクラヴィーア曲集ってやつがはじまりです。

 んで、ピアノのC音(ド)から順番に白鍵を右側に向かって8つ鳴らしてみると、みなさんおなじみ、「ドレミファソラシド」ってなります。これがいわゆるハ長調、Cmajorスケール(Cイオニアン)ってやつで、明るい音がしますねえ。不安な感じはしなくて、聴きなれた感じがみなさんすることでしょう。じゃあ、A音(ラ)から順番にまた上のオクターヴのA音まで白鍵で順に叩いていくと、これはなんかちょっと暗い感じがしますよね。これがいわゆる自然短音階(ナチュラルマイナースケール)と呼ばれるもので、一番安定した短調性をもっているスケールです。なんで名前がついてましてAエオリアンといいます。ほかにも旋律的短音階、和声的短音階というのもあるし、それこそもっと、ホールトーンだとかメシアンスケールとかっていう人工的なスケールも存在します。もちろん日本特有のスケールもあって、都節とかね、あと沖縄音階とか。そういうのもあります。特徴はちょっとここではスキップ。

 しかし、ピアノっていう楽器はCイオニアンスケールにやさしくできております。だって白い鍵盤順番に鳴らしていけばそれがまさにイオニアンスケールなわけで。でも、このドレミファソラシド、っていう音はどこをスタートにしても同じ響きとして鳴らせることができるわけですね。十二音が平均だから。たとえばE♭(ミのフラット)からだってはじめられるしっていうか、この12個のどこからでもイオニアンの音の響きが出せるわけです。でもなんかピアノだと黒いところから始まると面倒な感じがすると思います。ピアノはそういう意味じゃCイオニアンにやさしい楽器っていうことです。

 さてさて、ピアノでピロピロっと一つの音を適当に鳴らしてたところで、なんか貧困な感じしかしないわけで(いっぱい鳴ってるほうがゴージャスな感じはするでしょ?)、それで和音ってので、いっぺんにいくつか鍵盤押さえるわけですね。その一緒に押さえるディグリーから出る音、音を堆積させたものをコードって呼ぶわけでして、たとえば[C(ド)・E(ミ)・G(ソ)]って一緒に音を出したら、これはコードを弾いていることになって、なんか偉そうな気分に……はまだなりませんけど、ええ、とにかく三つの鍵盤を一つ飛ばしで叩けば、それはトライアドって言って三和音、基礎の安心な感じの音として響きますね。やってみりゃわかることですけども。これはトニック、安定した帰着点として機能する、ってのはまたのちのち、スキップします。スキップしまくってますが。

 たとえばじゃあ、そのドミソ(コードネーム:C)っていうトライアド。これは三度の間隔で三つの鍵盤を鳴らしていることになります。んで、じゃあドミソシ(コード:C△7)ってのはどうよ? っていうとこれは7thコードという名前がついていて、四度和音の代表になります。えー、この二つがすげえ重要だったりします。ダイアトニック環境という、音の中でも中心に位置するものがこれなんですね。んで、今たとえばオリコンにのってるjポップスのほとんどは7thコードが後ろで鳴ってるのばっかり。ヒップホップなんかワンコードで進んだりもしますけどね。さて、で、もちろん5つ以上の音を堆積させてもコードはできますが、ちとまたここスキップさせていただいて。

 ちなみにコードってのは3個以上7個未満の音を堆積させたもののことを指します。なんでかっていうとまず2音だと中心音を持たないから、これはハーモニーっていいます。で、じゃあ8個はどうよっていうと、いっぱい鳴ると大変だから、ってか全部の音を出しちゃうと機能しないからなんですけど。ためしに10個くらいの音を同時にならすと、これ音っていうか雑音っていうか絶望感っていうか、そんな意味わかんない感じで響きますね。これクラスターっつう音じゃなくてノイズになっちまうんです。さてこれもスキップ。

 んで今日はここまでなんですけど。長いし。

 最後にコードってなによ? ってところまでやりましょう。えーと、まずトライアド(3つの音の堆積)。まず一番したのベースになる音、たとえばドミソだったらC(ド)がベースになって、これを根音、ルートとかって呼びます。そんでもって、3度(ミ)と5度(ソ)って堆積すると、これトライアド。3つの音でできているこのトライアドっていうのは、もっとも基本的で、トニックっつう話につながるんですけど、まあさっきスキップしましたね。ちなみに7thコード(四和音っていいます)は、トライアドに7度(さっきのドミソに、シっていう7度の音をプラス)を足して作る和音のことです。で、ここまでがダイアトニックっていう中心に位置する和音です。なんでじゃあ9thを足したらだめかっていうと、オクターヴ超えちゃうからですね。C音から順番に一つつづ飛ばしていくと9thは次のC音の先になっちまいますからね。

 ま、そんなんで、また今度ちゃんと細かく説明を。って面倒でもうやめるかもしれないんですけど。まあいいや、とにかく気が向いたらやりますよ~。コメントつかなかったら徒労くさくて絶対やめるけどねえ……。

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